和食「うどんビストロ国虎屋」
パリの街角では今うどんと日本のユニフォームが注目の的です。 パリの中心、ルーヴル美術館やパレ・ロワイヤルのある第1区に、在留日本人はもちろん、生粋のパリっ子にも大人気のうどん店「国虎屋」があります。「まもなく開業25周年。初めはうどんなんて誰も知らなかったけれど、今では行列してくれるお客様の大半がフランスの方です」(店主/野本将文さん) 東京でフランス料理を学んだ野本さんは、調理師学校から紹介されたロンドンの料理店を足がかりに渡欧。次にパリへと移動し、本場の味を勉強しました。 「その後、実家が経営するレストランをリニューアルするため、故郷の高知県安芸市に戻りましたが、そこで看板商品にしようと創ったのがうどんでした」 白味噌スープの独創的なうどんは、たちまち地元の名物に。続いて、同じ安芸市内にフランス料理店をオープンしましたが、こちらも経営は順調でした。 「でも、その店を移転する必要が生じて […]
レピスリー「HAND OVER」
お客様に携わる人々からお客様へ。ユニフォームが想いを伝え、手渡します。 京都の中心部にある“大人のための商業施設”LAQUE(ラクエ)四条烏丸。ワンランク上のお店が並ぶビルにこの夏、一際独創的なテイクアウトの食品店・HAND OVER(ハンド オーバー)が開店しました。「烏丸御池にある La Biographie…(ラ・ビオグラフィ)は、3年連続でミシュランの“星”を獲得中のフランス料理店。そちらのオーナーシェフである滝本将博氏が、新たにプロデュースしたのがこのお店です」(運営:プレディクト株式会社・常務/小池さん) biographieは、フランス語で“伝承・継承”。そして hand over は、“手渡す”を意味する店名。京都で生まれ育ち、単身ヨーロッパに渡って修業した滝本シェフが“日本の食材の素晴らしさとフレンチの調理技術の奥深さを、より多くの人に伝え、手渡したい”と立ち上げたお店で […]
ホテル「京王プラザホテル」
現場スタッフの情熱とサービスリネンが成し遂げた大規模リニューアル。 客室約1400室・従業員900名超の大型ホテルであり、今年45周年を迎えた京王プラザホテル。昨春には、宿泊部スタッフ約150名の制服が一新されました。「前回の改変はドア&ベルスタッフが2001年、フロントと客室係も10年近く前です。3部署のデザインをこの機に統一したいという思いもありました」(宿泊部/田辺副部長) そこで、各部署から代表を集めて検討チームを発足。 「親しみやすさと上質感を表現するには、皆が共感することが大切だと考え、一緒に作り上げるかたちでご提案することにしました。」(デザイナー/池尻) 現場スタッフとセブンユニフォームの検討会議は数ヶ月に渡り、何度も繰り返し開かれました。 Coordinate ユニフォーム一式:オーダーメイド 「打合わせのたびマジックのように新たなデザインが提案されるので、毎回楽しみでし […]
ホテル「東京ステーションホテル」
建物と制服の統一感がやすらぎの空間をつくっています。 昨年、5年余りに及ぶ保存・復原工事を終えた、東京駅丸の内駅舎。その中にある開業100周年目前の名門・東京ステーションホテルも、営業を再開しています。 「今回のリニューアルの目的は、東京大空襲で焼失した3階部分やドームを再建するとともに、全体を駅舎の外観と調和するヨーロピアン・クラシックに統一し直すことでした」(総務人事担当/天野さん) Coordinate オーダーメイド 改装されたホテル内部は、エントランスホールから廊下、約2.5倍に増設された客室まで、すべて白が基調の伝統的なデザインでまとめられています。「それに合わせて、エントランスに立つスタッフの服装も、クラシカルな雰囲気に致しました」(天野さん) 最近はジャケットなど平易なものが多いドアマンの服装ですが、こちらではコートからシルクハットまでセットになったフォーマルなユニフォーム […]