自然な美しさと心地良い風合いのコットンユニフォームシリーズ「C-train(シー・トレイン)」に、2021年から仲間入りした「リサイクルコットンデニムシリーズ」は、糸の製造過程で発生した短い繊維(落ち綿)を原料とした「リサイクル原料使用率100%」の環境配慮型ユニフォームです。本来であれば、廃棄されるはずの落ち綿をアップサイクル商品として生まれ変わらせました。ザックリとした着心地でありながら、仕事着・ユニフォームに必要な丈夫さを備えた“サスティナブル”なオリジナル素材のコットンデニム生地で、時代の求める“環境へのやさしさ”にお応えします。
「リサイクルコットン」の
デニム生地は2種類。
13ozの厚手デニムは硬さとハリがあり、生デニムのような真新しさを感じる本格派です。ところどころに見られるネップが味を出しています。
もうひとつの薄手デニムは6.5oz。しなやかさがありライトで動きやすいため、パンツにも使用しています。どちらもユニフォームとして長くご使用いただけるよう、縫製やデザインを工夫したものになっています。
ホスピタリティと共存した
デニムのユニフォーム
元来デニムは西部開拓時代のアメリカで労働着として誕生した衣類です。デニムが持つカジュアルさに多くの人々が魅了され、今では人気の素材として定着しています。一方私たちセブンユニフォームはサービスの本質であるホスピタリティを追及し続けてきました。今回開発したリサイクルコットンシリーズは、一見交わらないようなそれら2つの魅力が見事に融合しています。深い藍色とベーシックなデザインから、どこか上品ささえ感じられる、ユニフォームメーカーらしい、ホスピタリティと共存したデニムのユニフォーム。全6種類を一つずつご紹介します。
「エプロン QT7376-1」は、肩掛けの紐が背中でクロスしたタイプです。結ぶ紐やボタンが無いため、忙しい時でもサッと被るだけで手間なく着脱が可能です。大きめに作られた胸当てや幅の広い肩紐は、首への負担が比較的少なく女性の方から人気の形状ですが、こちらは男女兼用のフリーサイズです。男性でも快適にご着用でき、新鮮さも感じられます。
「腰下エプロン QT7377-1」は、腰脇までを覆う帆前掛風のデザインです。腰骨でキュっと締めて巻くことで腰への負担を軽減させます。腰紐のすぐ真下にデザインされたポケットはシルエットを崩さず、目立たないのもポイント。シンプルながらも口が広く深さもしっかりあり実用的です。
エプロン「QT7378-1」と「QT7375-1」はお尻まですっぽり隠れるロング丈のベーシックな首掛けタイプの胸当てエプロンです。どちらも同じ型紙がベースになっていますが、先述したようにふたつの生地の厚みや濃淡の差から異なる印象を受けるはずです。実は、それぞれポケット口や紐の付け根に補強を兼ねたデザインポイントが隠されています。お仕事中に強い負荷がかかる要所を補強する“カンヌキ”という縫製技法をあえて白糸で施した、濃いデニム地に映えるさりげないポイントです。
QT7378-1(厚手・13oz)
QT7375-1(薄手・6.5oz)
「エプロンドレス QS7373-1」はセブンユニフォームとしては初めてご提案するキャミソールワンピースを模したエプロンドレスです。背中のギャザーを寄せることでサイズ調整が可能。十分なゆとりをもたせた贅沢な生地使いで足さばきも良く、柔らかな印象のシルエットになっています。数あるユニフォームの中でもデザイン性に富んだアイコニックな1枚です。スマートフォンを入れても余裕がある大きさのスラッシュポケットが両脇に1つずつ付いています。
「パンツ QL7372-1」は一見ゆったりとしたワイドパンツですが、裾をタブで絞ることでアクティブに活動することができるパンツです。一般的にワイドパンツはそのリラックスさから人気がありますが、火や刃物を扱う厨房では動いた拍子に何かに引っかかってしまう危険性のあるワイドパンツはあまり好まれません。こちらのパンツはタブで裾を絞ることで足元がスッキリし、リラックスさはそのままアクティブに活動することが可能になりました。
裾のシルエットは2Wayです。
裾がワイドな状態
裾をタブで絞った状態
裾のタブ
また、こちらのパンツにも全ポケット口に補強用の“カンヌキ“が白糸で施されています。