商品の楽しさを引き立てるには控えめなユニフォームが効果的です。
首都圏のベッドタウンとして知られる、横浜市港南区。地下鉄・上永谷駅から延びる目抜き通りに、訪れる人の一日中途切れない洋菓子店があります。1997年、オーナーシェフ・寺田さんが開いた、ストラスブール。
「和菓子職人として10年間修行してから、洋菓子の世界に入り、四半世紀以上働いた後に自分の店を開きました。この店の商品はすべて、そうした私のこれまでの経験を活かして開発したものなんですよ」(寺田さん)
和三盆糖を使った大人気のロールケーキ、独特な食感のバームクーヘン…。お店に並んでいるのは、洋と和が融合した、ユニークなお菓子ばかり。
Coordinate
Left・Center
- コート RA6502-0
- ソムリエエプロン CT2569-9
- パンツ WL1472-9
Right
- コート RA6502-0
- ソムリエエプロン CT2569-9
- パンツ DL2909-7
「最も大切にしているのは、地域のお客様に喜んでもらうこと。新しいお菓子を開発するのも、最高の食材を使い添加物を用いないのも、すべては楽しんで買っていただき、安心して食べてもらうためです」(寺田さん)そんな人々を喜ばせるお菓子が生まれるのは、店舗近くにある工場。ここでは早朝から、コックコート姿のパティシエ達が忙しく働いています。
「パティシエは、見た目よりキツい仕事。それでもお客様の喜ぶ顔を見ると、なぜか頑張れちゃうんです(笑)」(チーフパティシエ:吉永さん)
販売を担当するお店のスタッフも、お客様に対する想いは同じ。
「お客様がお帰りの時は、必ず先に立ってドアを開け、最後までお見送りするよう徹底しています。商品の味はもちろん、サービスの質でもお客様を喜ばせたいんですよ」(寺田さん)
photographs by yuu kamimaki