ブラッスリーのサービスにはそれにふさわしい服装があるんですよ。
近年、着実に増えているのは、従来とは異なる特色を持った個性的な店舗。そんな新業態のお店では、ユニフォームにも独特なこだわりがありそうです。
東京・渋谷にある「ヴィロン」が開店以来守り続けている独自のスタイルは、ブラッスリーというフランス特有の飲食店の形態です。
「日本ではよく“ビアホール”とよばれますが、本来は一日中開いていて、モーニングからランチ、カフェ、ディナーまで、お好きな時にお好きなようにご利用いただけるのがブラッスリーなんですよ。この店も朝9時から夜の12時まで、年中無休で営業しています※取材当時」(マネージャー/高田さん)
同じフレンチの店でも、あくまで食事を中心に据えるビストロとは、サービスの幅が異なると言います。
「一方、高級なグランメゾンとの違いは、決まったコース料理でなく、お客様とスタッフが相談して料理を決めるところ。メニューにないものを作ったりするラフな感じが、ブラッスリーの魅力ですね」(シェフ/高江洲さん)
Main Photo Coordinate
- ベスト CJ1878-9
- ソムリエエプロン CT2497-9
- ネクタイ JX4854-2
そんなお客様との円滑なコミュニケーションには、スタッフの服装も大きな役割を担っています。「ジャケットだと一流店みたいで固すぎるし、シャツだけではラフすぎる。ブラッスリーのギャルソンには、やっぱりベストスタイルが似合いますね」(サブマネージャー/横沢さん)
「ある程度のエレガンスさを保ちつつ、シンプルさや動きやすさも不可欠…。そうした意味で今のユニフォームには、スタッフもみんな満足しているのではないでしょうか」(高田さん)
「今のユニフォームは軽くて動きやすいので、とても助かっています。それに気に入った制服だと、お客様の前にも自信を持って出られるんですよ」(サービススタッフ/高木さん)
それぞれのお店の魅力となる個性や特長——そんなお店のアイデンティティーの一端は、実はユニフォームによっても支えられているものなのです。