ナチュラル&オーガニック60余年の想いを演出するユニフォーム。
生活の木の創業者が東京・原宿に陶器の店を開いたのは1955年。今から60年以上も前です。
「その店が、1970年代後半に起こったポプリのブームをきっかけに、ハーブなどを扱い始めたのだそうです」(スーパーバイザー/三堀さん)
現在は国内外に約120の直営専門店を展開するなど、日本のハーブやアロマテラピーの分野の牽引役として確かな地位を築いています。
「さらに最近はスーパーフードなど扱う商品の種類も増えて、毎日の食事による楽しみながらの健康増進や、正しい栄養摂取を理解した食生活 “ニュートリシャスライフ™” の提案も行っています」(店長/千葉さん)
扱うのが最先端の商品だけに、単に売るのではなく、十分にコミュニケーションをとり、納得してお買い上げいただくことが大切だといいます。
「お客様の体質や気になることを伺って、最適なエッセンシャルオイルやクリーム、ハーブティーなどをご提案する…。そんなお付き合いから、リピーターになってくださるお客様が多いんですよ」(スタッフ/畠山さん)
Coordinate
- 女性
ワンピース:オーダーメイド - 男性
シャツ CH4434-1
エプロン CT2396-8
特に第1号店である原宿表参道店には2世代、3世代に渡るお得意様も少なくないとか。
「時代の先端を行く街ですから、新商品の情報など私たちより詳しいお客様もおられて、逆に教えていただくことも少なくありません」(千葉さん)
次々変化する商品やトレンドに合わせて時折、店内の配置替えも行われます。2015年末には全店を挙げて、展示形態を大幅に変更。合わせてスタッフのユニフォームも一新されました。
「以前はコスメ関連の商品が多く、制服も美容部員風でしたが、それをナチュラル、オーガニックという原点に戻したんです」(三堀さん)
また、一見もの柔らかな女性スタッフさんたちも重いものを運ぶなど、実はかなりのハードワーク。制服にも動きに対するケアが不可欠でした。
「完成まで細かな注文や修正を数多くお願いしましたが、すべて丁寧に対応していただきました。全店同時の大リニューアルでしたが、着用マニュアルまでつくっていただいたおかげで、スムーズに現場に定着できたと思っています」(三堀さん)
「前の制服は機能優先でしたが、新作はデザイン性も良く、新鮮な印象。長年のお客様にも “素敵ね” と褒めていただいたり、良いコミュニケーションの入り口になっています」(スタッフ/綿田さん)
大きな職場の制服を円滑にリニューアルするには、やはり細かな心配りやノウハウが大切なようです。