スタイリッシュな制服で、社員の士気と
業界のイメージをアップしたいと思いました。
私たちの暮らしにとっても、地域の産業にとっても、不可欠な存在である多種多様なインフラ設備。埼玉県深谷市にあるセイフル株式会社は、建設業の根幹をなす設備工事のエキスパート企業です。
「もともと近隣向けの燃料店として開店し、徐々に住宅設備の工事も手がけていったんです。やがて地域に工場が建ち始めて、工場設備にも進出。創業から20年で株式会社になりました」(代表取締役社長/岡田さん)
現在は大型施設から個人宅まであらゆる建築物の給排水、衛生、冷暖房空調、消防、ガス、厨房、防犯などの設備工事を通し、地域の発展を支えています。
「2021年は創業70周年、法人化から50周年にあたるメモリアルイヤー。今回はそのタイミングでユニフォームを一新したんですよ」(岡田さん)
Coordinate
- オーダーメイド:シャツ、パンツ
- 既製品二次加工:ベスト
コートとベスト、ポロシャツ、パンツからなる新ユニフォームは、とにかくスタイリッシュ。工場や建設現場でも目立つこと請け合いです。そんなハイセンスな制服を採用したのには、ねらいがありました。
「設備工事は一般の人の目に触れにくい、縁の下の力持ち的な仕事。かっこいいユニフォームを着ることで、現場で働く社員たちに胸を張って働いてもらいたいと思っています」(営業企画/斎藤さん)
設備工事にかぎらず建設業界全体が今、働き手の減少、人材不足に悩まされているといいます。
「建設業は国内で2番目に大きな産業なのに、ある試算によれば2040年には働く人の数が半分に減ってしまうというんです。地域の生活や産業の未来を考えたら、これは深刻な問題です」(岡田さん)
今後、多くの人材に参入してもらうには、キツいとかキビしいという古いイメージを脱却し、明るく先進的な業界にしていくことが何より大切です。
「弊社も働き方改革など努力していますが、例えば制服が素敵だということだって、イメージアップの一助にはなるのでは?と思うんです」(斎藤さん)
見た目だけではありません。機能面を充実させることも、労働環境の向上には不可欠な要素です。
「デザインのことはよくわかりませんが、とにかく着やすいユニフォームなので、現場で仕事をする上で助かっています」(工事部スタッフ)
「仕事着は小さい部分がすごく大事だったりします。例えばこのペン差しも、こういう上着には案外付いてないことも多いんですよ」(工事部スタッフ)
「インパクトのあるユニフォームにすることで、社員の士気を高めるとともに、見る人にもカッコイイ!!と思ってもらいたい。そういう刺激が、少しでも業界の活性化に繋がれば…と思っているんです」
(岡田さん)
セイフル株式会社様のWebサイトにて、ユニフォームの詳細等をご紹介いただいています。ぜひこちらもご覧ください。
https://safulle.co.jp/topics/topics-1700/
photographs by yuu kamimaki