個人を表現しながらも
お客様との距離を
グッと近づけるユニフォーム
西鉄ホテルズには全部で4つのホテルブランドがありますが、CROOMブランドのコンセプトは「旅先にある、わたしの家。」です。お客様が旅先でもより充実した時間をすごせるように、旅先の家として我が家のような温もりを持った安らぎと寛ぎを提供し、旅先の地として新たな発見と喜びを感じられるホテルを目指しています。
また今回はCROOMブランドの新たなテーマとして、「サードプレイス（第三の居場所）の提供」を掲げました。2階ロビーは朝食提供後に常時開放し、また1階にはセルフスタイルの「カクウチ＆カフェ CROOM STAND」を設けたことで、ご宿泊のお客さまだけでなく、地域の方々、さまざまな人が集まれるコミュニティスペースとしてホテルをご利用いただけるようになっています。実際に2階ロビーではコーヒー片手に読書・お仕事されている方や、小グループでミーティングをされている方々も非常に多く、また1階のCROOM STANDにはお仕事帰りや観光・ショッピングの合間などに、地元の方々にもご利用いただいています。
Coordinate
今回ユニフォームを検討するにあたり、最も重視したのが、機能的で働きやすいユニフォームであることです。従来のようにフロント業務だけでなく、「カクウチ＆カフェ CROOM STAND」やロビー周りでの作業やお客さまとのコミュニケーションも増えるため、着ていてストレスがないユニフォームが求められました。
また、CROOMブランドのひとつのターゲット層である「高感度層」の方々にもヒットするような、決してありきたりではなくスタイリッシュでセンスのあるスタイル、それでいて、やはりホテルマンとして清潔感があり、落ち着いた印象を与えることができるユニフォームを探していました。
「麻調デニムユニフォーム」を実際に試着してみたところ、ゆったりとした作りでストレッチ性もあるため動きやすく、スタッフもマルチタスクに対応ができると感じました。また、今回は「カジュアル」も一つのテーマとなっており、お客さまにとっての「旅先の我が家」として、ジャケットを着ていてもカジュアルさや親しみやすさを演出できる素材であると思います。デニムを着たホテルマン、というこれまでにはなかなかなかった発想ではありましたが、今回のホテルにマッチした“魅せるデニムユニフォーム”であると考え、今回採用に至りました。
デニムとなるとかっこ良さはありますが、実際はシワや色落ちが心配されるところです。しかし、麻調デニムの素材はシワや色落ちがほとんどなく、ずっときれいな状態のまま着用することができるため社内でも非常に好評です。（㈱西鉄ホテルズ宿泊運営部小川様）
ユニフォームとは清潔であることや見ている方に不快感を与えないということは大前提であるかと思いますが、今回は見た目がよいだけではなく動きやく作業しやすいなどパフォーマンスが上がるという意味ではすごく今の時代に適しているかと思います。
「あのユニフォームが着たい」という思いは働く要素としてすごく大事です。これまではホテルライクなユニフォームを採用することが多かったですが、ジェンダーなど色んな選択肢が広がっている今、今回のようにカジュアルであるからこそ自分の体形や季節、またその日の活動に合わせて、個人を表現できるユニフォームも一つの形だと思います。また、お客様に思った以上に好印象で沢山お声かけを頂き、自分たちが考えていなかったドアが開きました。（松岡総支配人）
ゆったりとしたシルエットで動きやすくシワにならない点が非常によいです。個人によって袖や裾をロールアップしたり、いい意味で着崩して着用できて気に入っています。前まではスカーフを着用しジャケット・スカートのかっちりとしたスタイルでしたが、今回のカジュアルな着こなしがホテルコンセプトに合っているかと思います。（スタッフ：藤野様）
個人的にデニムが好きなので今回の新しいユニフォームはモチベーションが上がります。しっかりとした張りのある素材ですが、着用していくと体に馴染んでくる感じしています。
お客様にも「デニムのジャケットって珍しいね！いい色だね！」と声をかけていただいております。（スタッフ：座親様）
※2023年10月取材
