産学連携教育プログラムの一環として、
セブンユニフォームと横浜fカレッジがコラボ
横浜にあるファッションの専門学校「学校法人岩崎学園 横浜fカレッジ」は、美容・メイク・ネイル・エステ・ブライダル・ファッションなど多彩な学科編成で“トータルファッション&ビューティー”の視点を養う、1927年創立の伝統ある専門学校。横浜駅西口から3分という、賑やかで開放的な港町・横浜の中心に位置する学び場です。
1952年創業以来、ユニフォームを通じて飲食・サービス業界の発展をサポートし続けている「セブンユニフォーム」がこの度、産学連携教育プログラムの一環として、ユニフォームコーディネートの体験型講座・ワークショップを開催し、学生の皆さまとコラボレーションいたしました。
本プロジェクトには、ファッションライフデザイン学科から6名、ファッションビジネス科スタイリストコースから4名の方々にご参加いただきました。
学生の皆さまに、ワーキングウェアとしてのユニフォームについて学んでいただき、ファッションウェアと仕事着の違いや、仕事の現場でのユニフォームの存在意義や意味について研究し、若い感性とセンスを用いたユニフォームコーディネートを企画・プレゼンテーションしていただく本プロジェクト。昨年行われた、熱気ある活動の様子を全2回のレポート記事でお伝えします。
第1回目（2022年5月）
ワークショップの初顔合わせ
この日は初の顔合わせ。まずはユニフォームの知識を深めてもらうために、講義を行いました。
講義内容
- ユニフォームの存在意義や意味について
- ユニフォームの歴史（ユニフォームの始まりは軍服であること 等）
- 当社の歴史（業界初のウエイトレス用ワンピースを既製服化したこと 等）
また、当社商品についても知ってもらうために、実際にお客様に納めたことのある商品を用いて、商品紹介を行いました。
学生の皆さまも知っているような楽器店や、同年代の人達が通う専門学校を例に取り上げたことで、ユニフォームをより身近なものとして感じてもらえたようです。
当社がこっそりとやっていた「あつまれどうぶつの森」の着せ替えマイデザインの話題なども紹介し、皆さまにもリラックスしながらお話を聞いてもらうことができました。最後には、今後のワークショップの活動についての説明を行いました。
活動課題は、3つのテーマの中から好きなテーマを選び、各自コーディネートを考えてもらうこととしました。学生の皆さまの放つフレッシュなオーラと、こちらの話に熱心に耳を傾けてくださる様子がとても印象的で、どのようなプロジェクトになるのか、とても楽しみでした！
第2回目（2022年6月）
ユニフォームコーディネートの講義
顔合わせから1ヶ月後、2回目の活動を行いました。まずは当社デザイナーによる、ユニフォームコーディネートの考え方についての講義を受けていただき、学生の皆さまが普段授業で扱っている洋服のコーディネートの組み方との違いや、仕事着としての機能的コーディネートについての知識を広めていただきました。皆さま一生懸命話を聞いてメモをしてくださっていました。
その後、実際に活動をするチーム決めを行いました。ファッションライフデザイン学科とファッションビジネス科スタイリストコースという2つの学科からご参加されているため、面識のない人との交流の場ともなったようで、とても楽しそうな話し合いでした。
じゃんけんをして決まったチームがこちらです!
いよいよテーマに沿ったコーディネートの検討開始です。
グーチーム
チョキチーム
パーチーム
当社商品の中から気になるものをピックアップして、どんなコーディネートが良いかアイデアを出し合ってもらいました。時おり当社デザイナーがアドバイスをする中、大体のイメージを固めていく学生の皆さま。
活動終了後も熱気が冷めず、たくさんの質問をいただいたり、お話をすることができ、前回よりも打ち解けられた気がしました！
第3回目（2022年9月）
初めてのプレゼンテーション
第3回目のこの日は、チームで考えてきたコーディネート案のプレゼンテーションを行っていただきました。
当社社員もこの日を楽しみにしてきました。まずは、考えてきたコーディネート商品の現物を手に取って確認中… 果たしてイメージ通りのものになりそうでしょうか?!
動物園や飲食店、子供向け商業施設など、学校のある横浜にちなんだ、実際に存在する施設を想定したコーディネートをたくさんご提案いただきました。
私たちも驚くような素晴らしい案が出てくる一方で、仕事着として着るユニフォームのコーディネートとしてはまだまだ改善が必要なものもありました。
プレゼンテーション終了後は、各チームに当社スタッフがフィードバックを行い、次回までにブラッシュアップをしてきてもらうことに。また、「個人向けのテーマも用意したので、ぜひ発表したい！」という熱意ある学生さまもいらっしゃいました。
チームの時とはまた違った個性豊かな案を沢山出していただき、私たちも発表を聞いてとてもわくわくしました。皆さまやる気がすごく、苦労されながらも楽しんで取り組んでいただけている雰囲気を感じられ私たちも大変嬉しく思いました！
次回の記事では、第2回目のプレゼンテーションの様子や、今回のワークショッププロジェクトの成果となる、学生の皆さまのコーディネート作品紹介写真の撮影風景などをお届けいたします。
