大舞台での金メダル、パラスポーツの発展を目指して
パラ卓球 岩渕幸洋選手
世界の頂点を目指す、岩渕幸洋選手 パラ卓球のプロ選手として活躍されている岩渕幸洋(いわぶち こうよう)選手。先天性で足首が動かない「両下肢機能障害」を持っており、足に障害がありながら立位でプレーを行う「クラス9」で戦っています。岩渕選手の戦型は右シェーク前陣速攻型といい、卓球台に近い位置から速いショットを打ち出すスピード感のあるプレイスタイルです。その体から繰り出される激しいプレーには鬼気迫るものを感じます。 学生時代から数々の国内外の大会へ出場し実績を積み、時には健常者の大会へも出場するなど、並みならぬ野心で技術やスピードを磨いていました。世界ランク11位となった2016年(当時大学4年)にはリオ・デ・ジャネイロパラリンピックへ出場。結果は惜しくも予選敗退となりましたが、その悔しさをバネに、前向きな姿勢と野心でよりいっそうの努力を重ねてこられました。協和キリン卓球部に所属している現在も数 […]