料亭「玄冶店 濱田家」
最高のもてなしをするために最もふさわしきものを選びました。 料亭としては世界で初めてミシュランの三ツ星に輝いた、「玄冶店 濱田家(げんやだな はまだや)」。その店舗は、東京の中心・日本橋人形町に今なお残る、昔ながらの路地にあります。 “お富さん”の芝居や歌でも有名な地名“玄冶店”と、川上貞奴ゆかりの芸妓置屋“濱田屋”の名を受け継ぎ、この料亭が開業したのは大正元年。数寄屋造りの店内には、百年の風格が漂っています。 「料亭というのは、普通の料理店とは違い、お店の雰囲気やサービスまでも含めた、おもてなしを商品としてご提供する所なんです」(仲居:ゆみさん) 料理や酒、玄関の打ち水から床の間のしつらえ、器や庭の景観まで、すべてがお客様へのもてなし。 「大っきなお姉さん達(=先輩)から一番大切だと教えられてきたのは、お客様に楽しんで、満足して帰ってもらうこと。“また来たい”と思っていただくのが、何より […]