みんなの意見を入れたからこそ
愛着のある大切な制服になりました。
2018年の春、東京都内のベッドタウン・調布市にユニークなレストラン Maruta(マルタ)がオープンしました。
「料理は1種類のコースのみで、メニューはありません。薪の火で調理した素材の味を活かした料理を、その日お店に居合わせたお客様みなさんで分かち合っていただきたいんですよ」(シェフ/石松さん)
時には見知らぬ客同士が肉の塊を分け合ったり、大皿の料理をシェアすることもあって、それゆえ客席は大テーブルのみで仕切りもなし。それどころか、フロアとキッチンを隔てる壁さえもありません。
「むしろお客様には、積極的にキッチンに入ってもらっているんです。大きなお魚を捌くところを見ていただいたり、目の前でモッツァレラチーズを練り上げたり…」(フードキュレーター/渡邊さん)
「電気やガスを使わないディナーとか、おもしろいイベントも開いていますよ。薪の火だけで調理し、和蝋燭の灯りの下で食卓を囲むんです」(渡邊さん)
単なる食事ではなく、同じ体験の共有で生まれる親近感こそが、このお店の魅力なのかもしれません。
「レベルの高い店だって、別に堅苦しくする必要はない。僕達はこの店を親しみの湧く空間にしたかったから、ユニフォームも見る人にも着る人にもリラックスできるものにしたかったんです」(石松さん)
重視したのは、空間との調和。スタッフからも意見を聞き、店に仕切りがないなら、制服もキッチンとサービスを同じにしよう、ということになりました。
「大皿の料理を出す時はサービススタッフと一緒にお客様の元に運びますし、制服も揃いの方がいいと思ったんです」(キッチンスタッフ/中村さん)
カラーも空間に合わせるため、内装の中にある色を選択。幅広い作業に便利なよう、やや厚めの素材を選び、袖はまくる必要のない七分丈にしてあります。
「フロアと並行してお庭の畑も手伝っていますが、この制服だとどちらの作業も違和感なくこなせて、便利なんですよ」(サービススタッフ/峯さん)
こうした要望とともにデザインを託されたのは、セブンユニフォームの HAKUÏ(ハクイ)も担当するデザイナー小野塚秋良氏。Maruta のオーナーの経営する緑化マネージメント企業グリーン・ワイズの制服をつくった縁で、お店の制服も制作することになりました。
「機能一辺倒では愛想がないから…と追加していただいたのが、袖のシンボルマーク。時間はかかったけれど、満足いく制服ができました」(石松さん)
現場の声を拾い上げて、じっくりつくったユニフォームだけに、スタッフの愛着はひとしおのようです。
Main Photo Coordinate
- ユニフォーム一式 / オーダーメイド
マルタ
MARUTA
- 東京都調布市深大寺北町1-20-1
調布駅北口 小田急バス [鷹56] 三鷹駅〔南口〕行
調布駅北口 小田急バス [吉06](調布駅-吉祥寺駅)
三鷹駅南口 小田急バス [鷹56] 調布駅北口行
バス停「深大寺北町」下車 徒歩1分。お車でご来店の方は店舗向かいまたは最寄りのコインパーキングをご利用下さい。
西調布駅から2,499m - TEL:042-444-3511
- 営業時間:ランチ営業(土曜、日曜、祝日のみ)
12:00〜 ドアオープン
12:30〜 料理スタート
ディナー営業(土曜、日曜、祝日 ※2部制)
○第一部
18:00〜 ドアオープン
18:30〜 料理スタート
○第二部
19:00〜 ドアオープン
19:30〜 料理スタート
ディナー営業(平日:水曜日〜金曜日 ※2部制)
○第一部
18:00〜 ドアオープン
18:30〜 料理スタート
○第二部
20:00 〜 ドアオープン
20:30 〜 料理スタート - 定休日:月曜、火曜
- ※完全予約制(電話・オンライン)