お客様を昔へタイムスリップさせる…
仕事着は魔法の調味料です。
東京スカイツリータウン®のある墨田区は、芭蕉や北斎も住んだ江戸文化の中心地。東京ソラマチ®には、そんな時代の食と風俗を同時に味わえる場所があります。店内に落語の高座を設えた『そらまち亭』。
日本の最先端技術を結集して建設された東京スカイツリー®ですが、その足許に見えるのは懐かしさの残る下町の街並。東京スカイツリータウン®は現代の中に江戸の風情が見え隠れする、不思議な街なのです。
「この店は、そうした江戸の下町をテーマにしています。料理から装飾品まですべて江戸情緒で統一しましたが、中でも目玉としたのが江戸時代を発祥とする落語だったんですよ」(副店長/津久井さん)
Coordinate
- 作務衣 EC3034-1
- 和帽子 JW4638-9
- パンツ EL3398-1
- 調理前掛 JT4551-9
“落語に興味はあるが、寄席やホールは敷居が高い”そんな人も少なくないようで、お酒を飲みつつ気軽に落語が聞けるこのお店には、“ライブは初めて”というお客様も数多く訪れると言います。
「プロの噺家さんの高座を、演芸ホールより近くで見ることができますからね。いらしたお客様はとても喜んでくださいますし、リピーターも多い。開店以来ずっと盛況ですよ」(津久井さん)
もちろん食の方も大好評。特に人気なのは、この店の看板である江戸甘味噌を使った料理です。
「江戸時代にとても人気のあった味噌ですが、作るのに米麹が田舎味噌の倍も必要なので、戦時中に贅沢品とされて作られなくなってしまった。その後、復活した江戸甘味噌を、この店では使用しているんですよ」(調理長/香川さん)
「素朴で少し田舎風…そんな親しみある江戸の風情を表現したくて、このユニフォームを選びました。イメージ通りの雰囲気ですね」(香川さん)
「働きやすい上に、洗濯もしやすくて助かります。それに使っているうちに、どんどん素材が肌になじんでくるような気がするんですよ」(調理師/村田さん)
落語、江戸甘味噌、店の内装や装飾品、そしてユニフォーム…このお店ではそうしたすべての要素が、お客様を現代の東京から江戸時代の街並へとタイムスリップさせる、秘密の調味料となっているようです。