お客様のために学んだ骨格診断が
制服にも活かされました。
住みたい街ランキングで常に上位に入る渋谷区恵比寿。メゾンプルミエールは駅前の賑わいから少し離れた、閑静な丘の上に立つウエディングレストランです。
「運営するプリオホールディングスは結婚式場から始めてレストランへと展開した会社なので、私達は“レストランウエディング”の順序を変えて、こんなふうに呼んでいます」(広報・PR担当/雨宮さん)
1980年代から北関東を中心に、大規模な結婚式場を次々に建設。一方、東京には4軒のウエディングレストランを開店し、近年はビューティーサロンや結婚相談所も手がけています。そうした全ウエディング事業に通底しているのは、“結婚式はゴールではなく、今後の人生への通過点である”という企業哲学。
「社長はよく“結婚式は親族・友人との絆を深める絶好の機会”とも言っています。私たちコーディネーターも、新郎・新婦のご親戚やご友人をお訪ねして話をうかがい、式の参考にすることがあります」(マリアージュコーディネーター/見口さん)
Coordinate
- ユニフォーム一式 オーダーメイド
結婚式の後も記念日にレストランに来店したり、赤ちゃんを見せに立ち寄ったりと、長いお付き合いになるお客様が多いと言いますが、それもスタッフの皆さんの心をこめたサポートの結果にちがいありません。
もう1つ全事業に共通するのは、社名のprior(一級、一流)が示す通り、常に“本物”を追求する姿勢。
「フードであれば、4つのレストランはそれぞれ本場の“星付き”シェフの料理を、最良の食材で調理しています。ウエディングドレス1つとっても、時には最高の1着を求めるために、スタッフがイタリアやスペインまで飛ぶこともあるんですよ」(雨宮さん)
結婚式の準備、当日、アフターまで、新郎・新婦を日々全力でサポートするスタッフ達。そんな皆さんのユニフォームが2018年の秋、全社一斉に新しくなりました。いかにも結婚式場…という以前の制服から一転、シンプルでスタイリッシュなデザインに。
「ジャケット、パンツ、ワンピースの3点を、個々の好みで自由に使えます。私は正式な場ではワンピースを着ますが、新郎・新婦のアテンドの時は走ったりしゃがんだり忙しいので、本番当日だけはパンツなんです」(マリアージュコーディネーター/石田さん)
ところで、そのワンピースの襟元ですが、人によって丸首とVネックの2種類があるような…
「これは骨格診断であごやえら、鎖骨の形などを調べて、それぞれのフェイスラインに合った襟のワンピースが支給されるんですよ。この診断は本来、お客様へのアドバイスのため、私たちスタッフが勉強しているもの。ですから、お客様がドレスを選ばれる時、“じつは私の制服の襟も…”とご説明にも役立てているんです」(マリアージュコーディネーター/小沢さん)