多様な生き物たちと観客をつなぐ21世紀のコンパニオン・コートです。
大阪府吹田の万博記念公園。1970年には趣向を凝らしたパビリオンが並び、カラフルな制服を着た世界各国のコンパニオンが6千万の観客を迎えたこの地に、45年後の今秋、日本最大級の複合施設が誕生しました。8つの大型アミューズメントと305の店舗を擁するEXPOCITY(エキスポシティ)。中でも注目は、“生きているミュージアム” NIFREL(ニフレル)です。
「この施設の展示テーマは“生物多様性”。地球上には多種多様な生き物が、絶妙なバランスで生きている。それを体感していただくため、館内には魚類などの水生生物のほか、ほ乳類やは虫類、鳥類など幅広い生物を展示しています」(広報担当・主査/西前さん)
Coordinate
- コート・シャツ:オーダーメイド
- パンツ DL2986-6
展示法はユニーク。カピバラやキツネザル、ペリカンなどが自由に遊ぶゾーンや、最新技術を駆使したインスタレーション(空間展示)など、一般の水族館や動物園にはない斬新な手法が盛りだくさんです。「一つ一つの生物をじっくり観察できるよう、360°見通せる円形水槽を用いるなど、工夫しています。ニフレルの名の通り、いろいろなやり方で生き物の魅力に触れてほしいですね」(展示計画・主査/中川さん)
身近に魅力にふれることができるのは、展示生物だけではありません。キュレーターと呼ばれる飼育スタッフが常駐するゾーンでは、観客の疑問や質問に答えてくれます。
「展示物の中には浜辺で網を振るったり、漁師さんの船に乗せてもらって自分で捕ったものもありますから、何か知りたいことがあれば気軽に声をかけていただきたいですね」(キュレーター/棚田さん)
そんなキュレーターさんは、アースカラーの独特なコートが目印。館内を見回せばすぐ見つかります。「同じような施設もキュレーターという仕事も他にないものなので、制服も独創的なデザインにしてほしいと依頼しました」(管理運営・主査/法木さん)
「学芸員的な白衣らしさとお客様へのフレンドリー感が、うまく両立できたと思っています」(西前さん)
若手から年配まで幅広いキュレーター陣ですが、幸いどの年齢層からも好評を得ているとのこと。「動物を扱う仕事は、ほとんどが作業着。こんなおしゃれなスタイルで働けて嬉しいです」(棚田さん)
「見たことのない服でどうなるか不安でしたが、実際に着ると見た目もきれいだし動きやすい。私たちの仕事によく合った制服だと思います」(中川さん)
館内に設置されたカプセルトイのマシンには、キュレーターの制服姿の“コップのフチ子さん”も入っているとか。展示動物のフィギュアに負けない人気だそうで、早くもニフレルの象徴となっているようです。
ミュージアム限定のカプセルトイにコップのフチ子さんも登場!
NIFRELで限定発売されるカプセルトイ「PUTITTO ミュージアムシリーズ」に、肩にオニオオハシを乗せたキュレーター姿のコップのフチ子さんも登場。
セブンユニフォームデザインの制服を着た可愛らしいフチ子さんを、ご来場の記念にぜひお買い求めください。