飯舘村とラオスの国際交流をセブンユニフォームがサポート <レポート2>
異文化と触れあう交流を続け、時にピンチを助け合ってきた福島県飯舘村とラオス人民民主共和国。そんな両国がこれからも「ともに、育てあう村」として交流が未来へ続いていくことを願った「ラオスいいたてツインビレッジ」のシンボルマークが完成し、この度、ラオス・ドンニャイ村から3名の生徒が来日。交流の一環として行われたTシャツづくりのワークショップをセブンユニフォームもお手伝いさせていただきました。
ラオスから3名の生徒が飯舘村へ来日
2020年1月28日、福島県飯舘村立飯舘中学校にラオス人民民主共和国ドンニャイ村(以下、ラオス・ドンニャイ村と呼称)から3名の生徒が来日しました。東京オリンピック・パラリンピックでラオスのホストタウンとなっている飯舘村。この村では中学生達もホストタウンの一員として、ラオスという国と文化を学んでいます。この日は互いの村の伝統芸能や工芸をプレゼントしあったり、一緒に給食を食べたりと交流を深めました。
そしてラオスホストタウンプロジェクトから10年後、20年後、その先の未来も継続的な交流を願った、交流の新たな基盤「ラオスいいたてツインビレッジ」。これからの未来を担う両国の生徒達がふるさとを紹介し合った後、そのシンボルマークが展開されたTシャツを使用したワークショップが行われました。ラオス、飯舘村両方とかねてより親交のあるセブンユニフォームでは、Tシャツづくりワークショップのサポートを致しました。
ボディペイントTシャツづくりで言葉の壁を越えた交流
ワークショップのテーマは「言葉の壁を越えた交流」です。ラオス語⇔日本語の通訳者がいないため、言葉での交流は難しい。そこで、みんなで汚れ合いながらわいわいやれること、自分の手や足を使ったボディペイントでTシャツをデザインするワークショップを考えました。
ラオス・飯舘村交流シンボルマークがフレームとなっているTシャツがキャンバスとなり、布用絵の具やペンを自分の指、手の平、足を使って自由に描きます。絵の具の色は日本の伝統色やラオスの国旗に含まれている赤と青。好きな生き物や食べ物、植物、物語のワンシーンや村のシンボルなど、思い思いのデザインが生まれます。中にはフレームを生かして、飛び出て見えるような絵を描いた生徒もいました。