特に最近は、コロナ禍でユニフォーム担当者が採寸に行けなかったり、スタッフ間の接触を控えたりと、着用者ご自身で採寸することが増えているのではないでしょうか?
はたまた外出・来店での試着を遠慮されている方は、カタログに記載されたサイズ表から選べずに困っていらっしゃるかもしれません。
そこで、改めてサイズ表の使い方をおさらいしたいと思います。
セブンユニフォームのカタログに掲載しているのは商品の『仕上がりサイズ表』と『ヌード寸法表』です。お困りごとによって見るべきポイントが異なりますので、ぜひ参考にしてください。
商品仕上がりサイズ表
各商品には『仕上がりサイズ表』が記載されています。働く人にとって快適なように作られているユニフォームは、肩や腕が突っ張らないように“ゆとり”を持たせていたり、袖の長さが短めだったり、一見気がつきにくい工夫を凝らしています。
ぜひお手持ちのユニフォームと比較して、着用イメージの参考にしてください。
コックコートの主なサイズ表記(肩巾・胸囲・着丈・袖丈)
パンツの主なサイズ表記(ウエスト・ヒップ・股上・股下)
ヌード寸法
「自分のサイズが分からない」「肩幅が広い・腕が長いなど特異体型でサイズ選びが難しい」という場合は、『基準ヌード寸法表』と『ヌード寸法の測り方』を是非参考にして頂きたいです。
ヌード寸法とは、商品のサイズではなく、着用者ご自身の体の大きさのこと。普段着用しているサイズは把握しているけれど、具体的なヌード寸法を把握している方は、実は少ないのではないでしょうか?
様々な体型・性別のスタッフ全員がブランドとして一つの印象を与えることは、ユニフォームの重要な役割です。そのためには一人ひとりが適したサイズのユニフォームを着用することが欠かせません。
①ネック…のど骨を通る位置の水平周囲
②胸囲(バスト)…胸部の最も高い位置の水平周囲
③胴囲(ウエスト)…腹部の最も細い位置の水平周囲
④腰囲(ヒップ)…腰部の最も厚い位置の水平周囲
⑤肩幅…首の後ろつけ根を通る両肩先まで
⑥股上…椅子に座ってウエストから椅子の面まで
⑦股下…足の付け根からくるぶしまで
⑧袖丈…肩先から肘を通る手首まで
⑨裄丈…首の後ろつけ根から肩先ひじを通る手首まで
⑩着丈…後ろ襟ぐりから裾まで
⑪スカート丈…後ろ中心を通るウエストから裾まで
以外と間違えやすいのが「股下」の長さ。実際に「カット加工を股下90㎝で」と承ることがあります。モデルのように足の長い方かもしれないけど念のため…と思いお客様へお伺いしたところ、正しく測りなおしたら股下70㎝でした、ということも少なくありません。
納品後に着てみたら裾を引きずってしまって、再度カット加工をしてもらう二度手間…なんてことにならないように、採寸の際はぜひ注意してくださいね。
基準ヌード寸法
また、セブンユニフォームでは商品サイズとヌード寸法が対応している『基準ヌード寸法』をご用意していますので、ご自分のヌード寸法が分かると、商品サイズが簡単に選べるようになります。
例えば、胸囲88㎝の方の場合、男女兼用のコックコートではMサイズが適しているとわかります。
『仕上がりサイズ表』『ヌード寸法』『基準ヌード寸法』をご活用して、ベストなユニフォームをお選びくださいね。
もちろん、セブンユニフォームでは直営ショップでもご相談を承っていますので、お気軽にご来店・お問い合わせください。
今回ご紹介したサイズ表や基本情報だけでなく、紙面ではお伝えきれなかった商品ディティールや弊社スタッフによる着用イメージなど、コンテンツ豊富なwebカタログ兼コーポレートサイトです。
益々便利になるセブンユニフォームカタログに、ご期待ください。
(第7部 E.S.)