駅から歩いてすぐ、お店はうっかりすると通り過ぎてしまいそうなほど、静かで落ち着いた佇まいを見せていました。ヤドリ木や植栽が飾られた可愛らしいエントランスをくぐって地下の店内へ…。
「いつもカウンター越しに見えるお客様の表情やムード、聞こえるカトラリーの音などから、客席の空気を感じつつ働いてます」という小倉さん。
魚介は築地まで買い付けに行かれるとのこと。迷わず桜海老のパスタをオーダーさせていただきました。
キッチンやフロアで働く皆さんの息の合った連携ぶりを拝見。ピリリと張りつめた空気の中、確かなお仕事が淀みなく進行していく心地良い雰囲気が、お料理の味を一層高めてくれているように感じました。
「緊張していらしたお客様も、気づけばリラックスしていた、というお店にしたい。ですから、しっかりした技術の裏付けは大前提ですし、スタッフの笑顔や人間性も不可欠。そうしたレストランを構成するすべての要素が結集することで、はじめてお客様を楽しい気持ちにし、本当に美味しいと感じていただくことができるのです。たとえ良いワインを高いグラスでお出ししても、お客様が喜んでくれなければ意味が無い。お客様がどう感じるかが着地点だと思っています」
Coordinate
- 男性左(小倉シェフ):コートRA6513-8
- 男性右:ジャケット RA6576-1、シャツ RH6695-0、パンツ RL6780-1
キッチンスタッフの制服には、以前からセブンユニフォームの半袖コックコートをご利用くださっていたRegaloさん。最近、買い替えを機に HAKUÏ を選んでいただいたのは、デザインの中に「北欧感」を感じたことが理由だったそう。一方、ホールスタッフの方々は、HAKUÏ のタックパンツにフリルシャツやジャケットを合わせるなどされていましたが、決してガチガチの全身コーディネートではなく、海外のワークブランドのパンツを組み合わせるなど、用途やご自身の肌に馴染むものをセレクトして使っておられます。そんな姿にも、このお店のお料理やサービスと同様のこだわりと、真っ直ぐな思いが感じられました。(企画部 N.I.)