一般社団法人 サーキュラー コットン ファクトリーの
SDGsへの取り組みへ、セブンユニフォームも参加します。
日本では年間で約28.5 億枚の洋服が作られ、約半分以上は売れ残り、新品のまま破棄されています。繊維のゴミは世界のゴミの14% を占めるのに対し、繊維ゴミを繊維に再生するリサイクル率は17.5%です。一方で紙のリサイクル率は67%と高く、ここに着目して誕生したのが繊維を紙に循環するシステム「サーキュラー コットン ファクトリー / Circular Cotton Factory(CCF)」です。
今回『CCF』が開発した、繊維ゴミの配合率50% 以上の紙「サーキュラー コットン ペーパー /Circular Cotton Paper(CCP) 」は、印刷適正の高い紙です。繊維ゴミを紙にするための技術開発を含め、繊維ゴミの回収→紙の量産化→流通まで全ての仕組みを確立させたことで、長期的なプロジェクトの継続が見込め、繊維ゴミを資源として活用していくことが可能になりました。
現在はコットンに限定された繊維ゴミの種類を、化学繊維やコットン以外の繊維ゴミも紙に再生する技術開発に向けて取り組んでいます。
パートナー企業として、セブンユニフォームも賛同
セブンユニフォームでも長年に渡り、天然素材の生地開発やリサイクル素材の採用、廃棄ユニフォームのリサイクル事業への参加など、環境配慮への様々な取り組みをしてきました。
一般的にリサイクルというと、廃棄物を同じ素材に戻すという循環が主流でしたが、今回のように、繊維を紙に変え全く違った用途に変換させるという新たなリサイクルの可能性に共鳴し、弊社も活動に参加させていただく事になりました。
まだまだ様々な可能性を秘めるこのプロジェクトに、今後どのような形で関わっていけるのか、とても楽しみです。
CCFの取り組みは企業や団体だけでなく、家庭で廃棄される一般ごみも視野に入れており、個人での協賛も出来ます。
さらに細かい取り組み内容については、以下の公式ウェブサイトをご覧ください。